ぷにろぐ

適当なオタクが毎回おおはしゃぎ(575)

スピッツの話2

前の記事ではスピッツのアルバムをざっくり紹介したので、今回はスピッツのオリジナルアルバムについて、発売された順に紹介していきます。

 

引き続きこのブログはとてもスピッツがめっちゃめちゃ好きな人間が書いてると思って読んでいただければありがたいです!

 

 


※インディーズのアルバム「ヒバリのこころ」については私自身が音源を入手できていないため紹介を割愛させていただきます…

 

 


スピッツ」(1991年3月25日発売)

 

 

 

スピッツ

スピッツ

 

 

 

スピッツのデビューアルバム。
収録されているシングル曲は「ヒバリのこころ」、「夏の魔物

 

スピッツ / ヒバリのこころ - YouTube


どうしても「こういうのは発表された順にじっくり楽しみたい!」と思う方はこちらのアルバムからお楽しみください。

 

スピッツは今も昔も変わらないな〜と思う部分の原点的なアルバム。でも逆に今から初めてこのアルバムを聴くという方にはすごく新鮮に聴こえるかもしれません。


このアルバムに収録されている曲に限らず、ざっくり言うと初期のスピッツの曲をライブで聴く機会があったのですが、そりゃあもうすごい!いつ聴いても色褪せない名曲!セットリストに最近の曲と並んでいても新鮮だと感じてとても素敵です。
このアルバムに収録されている曲だと「海とピンク」ですね…!


例えば「スピッツが好き!」という気持ちだけを残して記憶喪失になったとして、「これがスピッツの最新曲だよ〜!」って聴かされたらうっかり信じちゃいそうなんですよね。でも「ヒバリのこころ」で気付きそうかも?!

 

夏の魔物」も数ヶ月周期で突然聴きたくなって、いざ聴いたらその楽曲の素敵さに案の定ときめいてしまう一曲です。
歌詞と曲から情景がスッと頭に浮かんでくるんです。歌い出しの歌詞の「古いアパートのベランダに立ち僕を見おろして少し笑った」という部分から、僕と君の関係性がなんとなく浮かんでくるんですよね。爽やかな曲調ではあるんですが、爽やかとも言い切れないこの感じ…!切ない…!

 

 

 

「名前をつけてやる」(1991年11月25日発売)

 

 

名前をつけてやる

名前をつけてやる

 

 

スピッツの2作目のオリジナルアルバム。
収録されているシングル曲は「魔女旅に出る

 

当然のことなんですが、シングル曲「魔女旅に出る」だけ?!って今更ながら驚いてしまいました。
このアルバムに限った話ではないのですが、スピッツのアルバムって一曲目と最後の曲とでその作品の印象を決めているような気がします。私が勝手にそう思っているだけかもしれませんが… とにかく最後に収録されている曲にはとってもメッセージ性があると思っています。前の記事で紹介した「インディゴ地平線」の「チェリー」もここに当てはまるかも。

 

聴いていると「人生前向いてやっていくしかないけどやっぱりたまには振り返ってもいいよね…!」な気持ちになります。もちろん受け取り方には個人差があるのでね!私の場合はですよ!

 

 

あとこのアルバムでは「恋のうた」は絶対に注目してほしい一曲です。
もともとスピッツはパンクロックな路線でデビューしているのですが、この曲からスピッツの路線が変わったというエピソードがあります。

 

 


「惑星のかけら」(1992年9月26日発売)

 

 

惑星のかけら

惑星のかけら

 

 

スピッツの3作目のオリジナルアルバム。
「惑星」と書いて「ほし」と読みます。
収録されているシングル曲は、アルバムタイトルと同名の「惑星のかけら」、「日なたの窓に憧れて

 

一曲目に収録された「惑星のかけら」でバン!ときてかっこいい〜!ってなるアルバムです。語彙をどうにかせえ!と怒られそうですね…!
でもかっこいい曲調であることは間違いないんですよ。それでいて冷静に考えるとちょっとゾッとしちゃうような歌詞もすごい。
「骨の髄まで愛してよ」と訴えかけるのにそれでいて「僕に傷ついてよ」なんですよ…!いやほんとすごい。切ない雰囲気で歌うのに歌詞ほんとすごい…!

 

 

このアルバムでお気に入りなのは「アパート」と「白い炎」です。


「アパート」はとても切ない歌詞が心に沁みます。ギターのサウンドも流れる感じでとても綺麗ですよね…


「白い炎」はいかにもロックバンド!って感じのする一曲。不思議な歌詞ではあるんですけれど、歌い出しの「悲しみあふれても怒りがはじけても この日を待つことに心傾けてた」という歌詞に個人的に人生何度も助けられています。

 

 

 


アルバムの紹介とは関係ないのですが、「名前をつけてやる」「惑星のかけら」に収録されている楽曲はミュージックビデオが作成されていないので、もちろんYouTubeの公式チャンネルでも視聴ができないんですよね…!でもこのアルバムも最高だから機会があれば是非聴いてほしいです!

 

 

 

「Crispy!」(1993年9月26日発売)

 

 

Crispy!

Crispy!

 

 

 

スピッツの4作目のオリジナルアルバム。
収録されているシングル曲は「裸のままで」「君が思い出になる前に」、後に1997年を発売される「夢じゃない」

 

 

スピッツ / 裸のままで - YouTube

 

スピッツ / 君が思い出になる前に - YouTube

 

スピッツ / 夢じゃない - YouTube

 


「裸のままで」のミュージックビデオもかわいいので是非視聴してほしいです。リーダーのベースのソロのところが好きです。


「君が思い出になる前に」も素敵な曲ですよね。この曲がきっかけでスピッツのファンになった方も多いのではないでしょうか。

 

 

このアルバムで注目してほしいのは「夏が終わる」と「ドルフィン・ラヴ」です。

 

「夏が終わる」は「またひとつ夏が終わる 音もたてずに」という歌詞に思わずなるほどなるほど…ってなっちゃいます。夏ってあんなに盛り上がるのに(私自身が盛り上がってるかどうかはさておき)本当にいつのまにか過ぎていってますもんね…

 

「ドルフィン・ラヴ」はいかにも夏!歌詞には「夏」という言葉は出てこないんですがそれでも夏の日差しを感じる一曲です。夏の日差し!対照的にちょっとひんやりした海!みたいな。でも私自身海とか全然行かないのでもしかしたら違うかも?!

 

 

 

「空の飛び方」「ハチミツ」「インディゴ地平線」は前回の記事で紹介したので今回は割愛するとして、その次のアルバムを紹介する前にミニアルバムの紹介もしておきます。

 


「オーロラになれなかった人のために」(1992年4月25日発売)

 

 

オーロラになれなかった人のために

オーロラになれなかった人のために

 

 

 

スピッツのミニアルバム。
個人的にこのアルバムは曲を聴いて思い浮かべる情景がすごい!という感じ。切な〜い雰囲気の曲が収録されているな、という印象です。

 

このアルバムだと「海ねこ」がお気に入り。いやほんと切ない…


好きなアルバムではあるんですが、切ない……という感情しか出てこなくてこの記事で言及できそうもないくらいです。かなしい…


切ない気持ちになりたい時に是非聴いてほしいアルバムです。

 

 


次の記事では8作目のオリジナルアルバムの紹介から続けていきたいと思います!