スピッツの話3
その3ですよその3!
スピッツのオリジナルアルバムの紹介の続きをしていきます。こういうのはサクッとやっていきましょう。
引き続きこのブログはとてもスピッツがめっちゃめちゃ好きな人間が書いてると思って読んでいただければありがたいです!
「フェイクファー」(1998年3月25日発売)
スピッツの8作目のオリジナルアルバム。マサムネ本人が書いたという歌詞カードが魅力的。
収録されているシングル曲は「スカーレット」、「運命の人」、「冷たい頬」、「謝々!」、「楓」
「運命の人」のミュージックビデオがかわいいので是非見てほしいです。ちょっと物騒なんですけども。
「冷たい頬」のミュージックビデオもなんだか心温まる雰囲気ですよね。
「楓」もCMに起用されたりしていて、耳にしたことがある方も多いかもしれません。この曲について、ライブのMCで「平井堅でいうと瞳を閉じてみたいな曲」と仰っていた記憶があります。
個人的に冬から春にかけて聴きたくなるアルバムです。なんだか暖かい感じがするので。
このアルバムでお気に入りの曲は「センチメンタル」とアルバムタイトルと同名の「フェイクファー」です。どう例えたらいいのかわからないんですけど、どちらもいかにも切ない…!という曲です。切ないんですけど暖かい気持ちになれます。
でもアルバムのタイトルの通り「フェイクファー」なんですよね。うーん…深い…
「ハヤブサ」(2000年7月26日発売)
- アーティスト: スピッツ,草野正宗,石田小吉
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 2000/07/26
- メディア: CD
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スピッツの9作目のオリジナルアルバム。
収録されているシングル曲は「ホタル」、「メモリーズ」を編曲した「メモリーズ・カスタム」、リミックスバージョンの「放浪カモメはどこまでも」
YouTubeで公開されている「メモリーズ」、「放浪カモメはどこまでも」はオリジナルの方です。
ここだけの話、「スピッツのオススメアルバムを1枚教えて!」と言われたらものすっごく悩むんですが、「オススメの曲を1曲だけ教えて!」と言われたら「放浪カモメはどこまでも」を挙げます。それくらい好きな曲で、ライブで聴けたら人生思い残すことはもうないかも?!と思うくらい好きです。
このアルバムにはライブでとてつもなく盛り上がる「8823(ハヤブサ)」が収録されています。
曲そのものも歌詞もめちゃめちゃかっこいいんです。だって「君を不幸にできるのは宇宙でただ一人だけ」ですよ!幸せにするとかじゃなくて、「不幸にできる」っていうのはいかにもスピッツ!という感じで大好きです。
そしていかにも「ロックなスピッツ」といったアルバムかも。
シングル曲である「ホタル」、「メモリーズ・カスタム」や前述した「放浪カモメはどこまでも」「8823」の他にも、「今」や「いろは」もかっこいいです。「いろは」は歌詞もいいですよね。
10作目の「三日月ロック」は前々回で紹介したので割愛させていただきます。
「スーベニア」(2005年1月12日発売)
- アーティスト: スピッツ
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2005/01/12
- メディア: CD
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スピッツの11作目のオリジナルアルバム。
収録されているシングル曲のは「正夢」、「春の歌」
「春の歌」は1曲目に収録されているんですが、いかにもオープニング曲!という雰囲気があります。個人的に4月の終わりから5月の始めに聴きたくなります。
サビの歌詞なんて本当にそうなんですけど、ぐいっと後押しされている気持ちになれますね。
このアルバムで特にお気に入りの曲は「甘ったれクリーチャー」と「テイタム・オニール」
いかにも青春!といった曲です。もちろん感じ方には個人差がありますけどね!私は青春といえばこんな感じかな?と思っております。
「甘ったれクリーチャー」は本当にすごい。
サビの「甘えたい 君の手でもみくちゃに乱されて 新しい生き物になりたい」という歌詞がいついかなる時も心に刺さります。
この歌詞に出てくる「君」って「倒れそうな時も心に立っていた大事な樹」と同じ存在なんだと思うんですよね。それくらい大事で自分自身の核となるような存在なのに、「今はただ ちっぽけな思い出になりたい」なんですよ。
自分自身にとってはかけがえのない、ずっと心の中に留まり続けるであろう存在なのに、「君」にとっては自分は「ちっぽけな思い出」になりたいだけなんですよ。ちょっとだけ記憶に残ってくれたらいいな程度なのかも…?でもその考え方わかるな…
「甘ったれクリーチャー」について話し始めたら年が明けかねないので次にいきましょう。
「さざなみCD」(2007年10月10日発売)
スピッツの12作目のオリジナルアルバム。
収録されているシングル曲は「魔法のコトバ」、「ルキンフォー」、「群青」
お笑い芸人のアンガールズが演じるうさぎとスピッツのメンバーを見ていて心温まる「群青」のミュージックビデオは必見です。
思い返せば全てのオリジナルアルバムに当てはまるんですが、全曲丸っと通して人生みたいな印象を受けるスピッツのアルバムの中で、私にとって一番人生を感じるアルバムは「さざなみCD」です。
「漣」で思いっきり広がった世界を「砂漠の花」で優しく現実に引き戻してくれるといった感じでしょうか。とにかく最後に収録された「砂漠の話」がいい味出してる…!みたいな…
このアルバムでは「桃」と「Na・de・Na・de ボーイ」がお気に入りです。
「桃」は何というか、例えることができないのでとりあえずアルバムを聴いていただけたらと思います。
「Na・de・Na・de ボーイ」は、好きの方向性としては「甘ったれクリーチャー」と似てるかも?こっちの方がどちらかというと爽やかですけどね!
オリジナルアルバムはまだまだあるのですが、次は所謂「B面集」なアルバムを紹介していきます。
「花鳥風月」(1999年3月25日発売)
YouTube公式でミュージックビデオが公開されている曲は「スピカ」、「愛のしるし」、「流れ星」の3曲。
「愛のしるし」はPUFFYに提供した曲のセルフカバー。ミュージックビデオで様々なコスプレをして登場するスピッツのメンバーは必見です!
「スピカ」もスピッツを語る上では外せない一曲。「幸せは途切れながらも続くのです」という歌詞に救われたスピッツのファンの方も多いのではないでしょうか。いらない情報かもしれませんが私もそうです。
「俺のすべて」もライブで必ず盛り上がる一曲です。
ライブに行く前提で話すのもどうかと思うんですが、この曲でステージ上で駆け回るリーダーがとってもかっこいい。曲ももちろんかっこいい!というか全員かっこいい!!
あと「猫になりたい」も忘れてはいけない曲。もはや芸術です。音楽なんでそんなことはできないんですけど、高めの額縁にいれて飾っておきたいくらい芸術性のある曲です。
「色色衣」(2004年3月17日発売)
YouTube公式でミュージックビデオが公開されている曲は、シングル曲でもある「スターゲイザー」、オリジナルバージョンの「メモリーズ」、「夢追い虫」の3曲です。
「スターゲイザー」はもうほんとめちゃめちゃかっこいい!最近はCMにも起用されていて、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
このアルバムで是非聴いていただきたいのは「魚」です。
もう歌詞が何と言っても切ない…!「猫になりたい」の次くらいに額縁に入れて飾りたい曲です。
全体的にいつもとは何となく雰囲気は違うけれども、いかにもスピッツ!といった感じのアルバムです。
スピッツのオリジナルアルバムはまだまだありますので、他のアルバムは次の記事で紹介したいと思います!