ぷにろぐ

適当なオタクが毎回おおはしゃぎ(575)

君は太陽

 最近、CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collectionというスピッツのアルバムばっかり聴いています。

 

スピッツ CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection(通常盤)

https://www.amazon.co.jp/dp/B06ZY2LGN1/ref=cm_sw_r_tw_awdo_c_x_R2XyAbW6CSZ8G amazonJPより

 

 

このアルバムがどういうものなのかと言いますと、そのタイトル通り、スピッツが2006年から2017年に発表したシングル曲等が収録されたアルバムで、「魔法のコトバ」や「シロクマ」、某朝の情報番組に起用されている「ヘビーメロウ」などの比較的最近の曲が収録されています。

 

 

で、本題に入りますが、ある日突然「雪風をずっと聴いていたいなあ」という気持ちに至りまして、「それだったら醒めない(2016年、15作目のオリジナルアルバム)もいいけど、シングルコレクションもたまにはいいかも」と思いこちらを選んだ次第です。

 

スピッツ - 「雪風スペシャル映像 https://youtu.be/KqJBpisB7lE YouTubeより


今更言うことでもありませんし当然のことではあるんですが、何度もこのアルバムを聴いてもとりあえずまず一番に「流石スピッツ、名曲しかない」と思ってしまいます。本当に流石スピッツ。どの曲もいつ聴いても名曲。


とにかく今は雪風が聴きたいんだけれども、アルバムなので一曲目から聴いていきます。収録順に聴いてもランダム再生してもどの曲も最高なのは変わりないんですが… 毎日のように順繰り順繰りに聴いていたのですが、突然「君は太陽」に心を持っていかれてしまい、せっかくなので私自身のこの曲に対する解釈等を整理したいと思います。

ちなみに、曲自体はYouTubeスピッツ公式チャンネルからMVありでいつでも聴くことができます。

 

スピッツ / 君は太陽 https://youtu.be/BXuR4yTV2mc YouTubeより


とげまる(2010年、13作目のオリジナルアルバム)も何回も聴いてるのに何故急に…?と思い、とりあえずとげまるを聴いたり、君は太陽だけを繰り返し聴いたりしました。その間に初めて君は太陽を聴いた時のこの曲に対する印象が、「とにかく明るい、とても前向き」といったものだったのですが、今になって改めて聴くとちょっと違う。ただ前向きだっていうだけじゃなかったということに気付きました。「明るい」というのは間違ってはいないと思うんですけども。

 

こうやって改めて考えて文字に起こしていると、逆にどうして今まで気付かなかったんだよ!と思えてちょっとおもしろい気持ちになってきました。ともかく、一番の歌詞の

 

「あきらめた」つぶやいてみるけど
あきらめられないことがあったり

 

という部分なんですが、ここだけを見ると諦められないとは思っていても、もういいかな〜という気持ちが溢れ出して声に出てしまった、という受け取り方ができるんです。何というか…投げやりみたいな…?
とにかく一番の歌詞はとりあえず投げ出して、投げ出しちゃった理由を無理矢理こじつけてみたものの、心の奥底には「あきらめられない」という気持ちがずーっと残っているから前へ進んで行くという感じでしょうか。あっ…だから「よくわかんない気持ち」なのかな…?
二番の歌詞もまるっとそうですよね。一番の歌詞も踏まえて考えると、迷ったり行き詰まったりする事ももちろんあるけれど前には進んで行けるといった受け取り方になります。歌詞だったら

 

理想の世界じゃないけど 大丈夫そうなんで

 

の部分がやっぱり一番心に響きます。大丈夫!とは言い切らないし、理想の世界ではないんですよね。でも何とかやっていけるような気がする!という気持ちにさせてくれます。素敵な曲ですよね。

 

歌詞もそうなんですが、曲の作りもすごいんですよね。Bメロからサビへ移る時、明らかに世界が開けた!といった雰囲気があります。いやほんとこれはすごい。流石スピッツ…!

 

とりあえずその辺りは曲を聴いていただけたらわかるかと思います。
シングルコレクションはもちろん、とげまるも素敵なアルバムなので興味のある方は是非聴いてみてください!

 

スピッツ とげまる

https://www.amazon.co.jp/dp/B003Y5WXX0/ref=cm_sw_r_tw_awdo_c_x_i5XyAbJDBC94A amazonJPより‬