まだまだ続きます。
引き続き、このブログはとてもスピッツがめっちゃめちゃ好きな人間が書いてると思って読んでいただければありがたいです!
次のオリジナルアルバムを紹介する前にこちらのアルバムを紹介しておきます。
「おるたな」(2012年2月1日発売)
B面集かつカバーアルバムといった感じのアルバム。YouTube公式でミュージックビデオが公開されているのは「春の歌」のカップリング曲「テクテク」
カバーアルバムとしては、「この曲、スピッツだとこういう風になるんだ?!」といった印象が強いです。
ユーミンの「14番目の月」は一時期よく聴いていたので特にそんな印象を強く持ちました。
スピッツの曲でなら、このアルバムのお気に入りの曲は「三日月ロック その3」と「オケラ」です。
「三日月ロック その3」は私にとってはこれまた青春!と言える名曲。流れるようなサビのメロディーもとても気持ちいい…!
サビの「泣き止んだ邪悪な心でただ君を想う」という歌詞が形容しがたい部分ではあるんですが…なんだか「わかる…」という気持ちになります。あと2番の「何もない田舎道 人ごみの駅前広場 さびしく歩いてた」という歌詞も。
ここでは「君」という存在を仮に自分自身が好意を寄せてたりとか、リスペクトしていたりする存在と仮定しておきます。
多分、田舎道も人ごみも関係ないくらい「君」のことを考えているんじゃないかな?って思うんです。それこそ、ちょっと鬱陶しいくらいの人ごみも気にならないくらい。いい意味でも悪い意味だったりしても、そんなに夢中なのに「泣き止んだ邪悪な心で君を想う」なんですよね… この「泣き止んだ」という部分がどこにかかっているかで意味合いが変わってきそうではあるんですが、そこまで考えているとそれこそ年が明けてしまいそうなのでここまでにしておきましょう。
「オケラ」はロック!という風な名曲。個人的な話ですが、私生活が忙しすぎてどうしようもなくなってる時によく聴いています。もうめちゃめちゃかっこいい。
「本当に必要かどうかそぎ落としていって残ってたものは身体だけ」ってすごいですよね。確かにその通りですよね… 人生色々あっても、最終的に自分自身が残っていたらそこから一発逆転できそう!ってこの曲を聴いていたら思います。
とにかくこの2曲について語っていたら終わらないので、次に行きましょう!
「とげまる」(2010年10月27日発売)
- アーティスト: スピッツ
- 出版社/メーカー: A-hi Records
- 発売日: 2010/10/27
- メディア: CD
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スピッツの13作目のオリジナルアルバム。
収録されているシングル曲は「若葉」、「君は太陽」、「つぐみ」、「シロクマ」、「ビギナー」
個人的に心の平穏がほしいときによく聴いてるアルバムです。
このアルバムではとにかく「幻のドラゴン」がお気に入りです。
歌詞の「ありがとうとか言われたくて 危ない道敢えて選んでは突き進んでいく」というところがとても好きです。
例えば、自分が好きだったり、リスペクトしてたりする人に、自分のことを良く思ってもらうためにちょっと必要以上に頑張っちゃうことってありませんか?というか、そこまではしたことはないけど、そうしたいと思ったことがあったりとか。ちなみに正直に言うと私はあります。
あとBメロからサビに移る時のサウンドが本当に突き進んでる感じがするのもいいですよね…!
「恋する凡人」もライブで聴きたい名曲。疾走感がなんとも気持ちいい!もちろん歌詞も素敵です。
「小さな生き物」(2013年9月11日発売)
スピッツの14作目のオリジナルアルバム。
収録されているシングル曲は「さらさら」、「僕はきっと旅に出る」
アルバム表題曲「小さな生き物」のミュージックビデオも公開されています。
再生してすぐに作品の世界観に入り込めるアルバム。「未来コオロギ」の世界観がとても好きです。
受け取り方には個人差があるので何とも言えないのですが、私はスピッツの曲の「セピアがかった情景が浮かんでくる雰囲気」がとても好きなんです。全部が全部という訳でもないのですが、「未来コオロギ」もこの部分にとても当てはまると思っているんですよね。もしかしたら私にとっては「猫になりたい」もそうかも?
で、この「未来コオロギ」は最初はセピア色なんですが、1番、2番と歌詞を踏まえながら曲を聴いていると、セピアがかった情景にだんだん色が付いていってるような感覚になるんです。色って言ってもいかにもカラフル!な感じではなく柔らかい感じの色?みたいな。パステルカラーとも違うけどとにかくそんな感じの色なんですかね…
あとシングル曲でもある「さらさら」と「僕はきっと旅に出る」も素敵な曲。
「さらさら」も、私にとっては先程紹介した「未来コオロギ」と同じ方向でセピアがかった情景に色が付いていく雰囲気のある曲かなと思います。そして、この曲のCメロがとてもとても好きです。あとミュージックビデオの0:46辺りのリーダーめちゃめちゃかっこよくないですか…?!
「僕はきっと旅に出る」の前向きになれそうな歌詞もとても心に響きました。
タイトルも「きっと旅に出る」だし、「今はまだ難しいけど」という歌詞から考えるとこの曲の主人公はまだ旅に出る段階には至ってないんですよね。ただ、2番サビには「またいつか旅に出る」とあるので全く旅をしたことがない訳ではないことは読み取れます。
「未知の歌の匂い」だとか「地図にもない島」だとか…具体的な例えではないんですけど、とってもキラキラしたものなんだろうな〜って曲の雰囲気から想像しちゃうんですよね。多分この曲の主人公はそのキラキラしたものというか、素敵なものを知ってるんですよね…だからきっとまた旅に出る日が来るんじゃないかなと思っています。
何と言って例えたらいいのかわからなくなってしまいましたが、そんな感じで前向きになれそうな曲なんですよね…!
「醒めない」(2016年7月27日発売)
スピッツの15作目のオリジナルアルバム。現在2018年2月時点で最新のスピッツのアルバムです。
収録されているシングル曲は「雪風」、「みなと」
表題曲「醒めない」のミュージックビデオも公開されています。
また、「雪風」は「不変な便利屋」というドラマとのコラボレーション映像が公開されています。
このアルバムはとにかく、最初に聴いた時に「スピッツが好きで本当に良かった!!」という気持ちになりました。
「醒めない」の歌い出しの歌詞が「覚えていてくれたのかい?嬉しくて上ばっか見ちゃうよ」なんですよね。もしかしなくてもそんなつもりの歌詞ではないかもしれませんが、ファンからしたら「覚えてるに決まっとるやんけ〜〜!!」って気持ちになってこっちも嬉しくなるんですよね… もちろん歌詞の解釈は人それぞれ違いますので、全員が全員そういう気持ちになる訳ではないと思います。ここではとにかく「ぷにぞーの場合は」です。
それはともかく、とにかくあたたかな気持ちになる一曲。アルバムの一番最初に収録されている曲という意味では「惑星のかけら」、「夜を駆ける」、「未来コオロギ」に良い意味で打ちのめされてきたので、「醒めない」は正直に言うととても新鮮でした。もうとにかくスピッツが好き!
あと「スピッツが好きで本当に良かった!!」と思えるポイントで大切な曲でもある「こんにちは」。
個人的に、このタイトルなのにアルバムの一番最後に収録されているのがいかにもスピッツだな〜と思いました。そしてこのタイトルなのにアルバムの一番最後の曲として機能を果たしてると言いますか…とにかくもうスピッツが好きなんですよ…
歌い出しの歌詞が「また会えるとは思いもしなかった」なんですよね。「醒めない」から始まって、スピッツの素敵な楽曲を聴いて最後にこの「こんにちは」を聴くことになるんですが、その締めくくりとして「また会えるとは思いもしなかった」ですからね。感慨深い気持ちになります。
そしてやっぱり「前向きにやっていこう」と思わせてくれる一曲でもあります。「反逆者のままで愛を語るのだ」といつ歌詞があるのですが、私にとってはこのフレーズが一番前向きにさせてくれそうだなあと思う部分です。
「反逆者」をどのように解釈するかで意味合いが変わってきそうなんですけど、「今の自分自身のままでもいいや」と思えるんですよね。別に無理していいヤツになろうとしなくてもいいやって思います。
そして現在進行形でこのアルバムで心に響きまくっているのが「ハチの針」。流石にこの流れでこの曲について触れたら本当に年が明けてしまいそうなので後日にまた記事にできたらな〜!と思います。
とにかくまだ一年半ほどしか聴いてないアルバムなので、これからどんどん印象も変わっていきそう…!
長くなってしまいましたが、スピッツのオリジナルアルバムの紹介はこれでおしまいです!お付き合いいただき、本当にありがとうございました!